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危険なパスワード例。1位は「123456」

ユーザー登録する上で設定が必要なパスワード。そのパスワードにもいろいろレベルがあります。

今日の日経記事によると、サイバー対策製品を手がける会社が、国内外の約230カ所のウェブサイトから漏洩した日本のネット利用者のパスワード情報を分析した結果を発表したそうです。

漏洩パスワード「123456」最多: 日本経済新聞

気になる順位は以下の通り。1位から最も利用が多かったパスワードだそうです。

  1. 123456
  2. password
  3. asdfghjk
  4. 12345678
  5. 123456789
  6. asdasd456

単純な数字の羅列は今でも多いようです。一見複雑そうに見える「asdfghjk」、スマホのフリック入力ユーザーはピンとこないかもですが、PCキーボードの横一列というシンプルかつ実はけっこうあるあるパターンの例だったりします。案外とこのパターン(キーボードをタテ・ヨコ・ナナメにタイプする系)のパスワードは多いみたいですね。

ほかに漏洩しやすいパスワードの例としては、誕生日や電話番号、名前などが挙げられそうです。

パスワードを作る時のコツはいろいろありますが、最もよいのは個人に結びつく情報がないもの。その意味ではパスワード生成サイトでランダムに作るなどの方法もあります(覚えにくくはありますが)。

最近はiPhoneのSafariなどで、ブラウザ側が複雑なパスワードを生成、かつ記憶してくれるものもあります。

一方で量子暗号の技術が進歩してくると、パスワード総当たりにおけるハードルが一気に下る可能性も指摘されています。便利さとセキュリティに関する問題はこれからも長く続きそうです。

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