確定申告の準備。学校業務で培ったExcel技術が役立ってます

11月に入り今年もあと2ヶ月。あっという間に年末になりそうな感じがします。

年が明けると個人事業主は確定申告が待っています。昔に比べればだいぶスムーズに準備できるようになったんですが(大半は奥さんのおかげです)、クラウド会計処理をするわけではなく、基本は今も手入力で整理してます。

といっても楽できるところは楽しようと思って、ここ数年はクレジットカードで使った分の入力作業を少しずつ効率化してきました。

まず月ごとのカード明細をカード会社のサイトからCSV形式でダウンロード。このデータを会計ソフトのフォーマットに合わせて整形。ここまでは去年までやってましたが、問題だったのは借方勘定科目の入力。

たとえば仕事で使う消耗品などを「消耗品費」として借方勘定科目に入力していく必要があるんですが、なにぶん項目数が膨大で(月60〜80件くらい)これをひとつひとつ手入力していく作業に毎年四苦八苦してました(クラウド会計使えばこういう悩みも減るんでしょうけど)。

これに対応するため考えたのがExcel関数の活用。ちょうど今年度は小中学校さんでの業務でデータ整理を効率化するためにExcel関数を少し試したことがあり、これを使ってみようと思い立ちました。

使った関数はVLOOKUP関数。ざっくり言うと用意しておいたデータから、検索条件に一致した値を取り出し入力できる関数です。

過去のカード明細CSVから借方勘定科目と摘要の項目を一致させた表を別途作り、そこをVLOOKUP関数で参照させてみたところ、狙い通り借方勘定科目が自動で入力できるようになりました。これは感動!この関数本当に便利!

他にも空白セルがある行を一括削除する方法など、整理に使えそうなExcelの機能をいろいろ試しながら入力作業。それなりに時間はかかったものの、以前よりもだいぶ早くカード明細の入力が完了しました。

今回使ったExcel関数しかり、最近身近に使えるDX関係の技術をちらちらチェックしています。DXというと大仰なイメージもありますが、意外と身近な仕事を効率化したり便利にしてくれるものがありそうで、面白いなーと思いつついろいろ試してみようと考えています。

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