青森市でiPad交流会(2023年1回目)

2023年1月20日、青森市ふれあいの館でiPad交流会を開催しました。

iPad交流会は「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」と同じ事業活動のひとつで、iPadのアクセシビリティ機能などを体験できたり、障害のある方がIT機器を活用する方法などを相談できるなど、テーマフリーで交流できる会です。

今回の参加は角田まき子さん(全盲)と、近年目を患われた方Kさんとその奥様の3人。

Kさんには昨年末初めてお会いしてiPadをご紹介したところ、先日購入されたiPad Pro12.9インチを持って来場されました。

視野の中心部が見えにくいそうですが周辺部で見ることは可能だそうで、iPad Proのズーム機能を使って画面を見やすく調整して使用されていました。

ズーム機能のモードはウインドウズーム(画面の一部だけを拡大するモード)だったので、フルスクリーンズーム(画面全体を拡大するモード)も紹介したところ、後者の方が使いやすいようでした。

KさんのiPad Proを拝見して思ったのは、初めての方が使う上で基本的な設定がすべて完了していたこと。初期設定は店舗でやってもらったそうですが、Apple IDの設定もきちんと完了していました。

iPad初心者あるあるとして、初期設定は完了していてもApple IDは未設定のままということがよくあります。Apple IDの設定がないとアプリを新規にインストールするといったことができないので不便をするのですが、KさんのiPadには標準アプリ以外のアプリもインストールされていたので、必要なアプリがあれば自由に追加することができるようになっていました。

加えてズーム機能もご家族の方が起動してくれていた様子。ズーム機能などのアクセシビリティ機能はその存在も知らないという場合が多いのですが、こうした機能をKさんが最初から使えるように設定されたご家族はすごいと思います。

会では角田さんとKさんとでいろいろな情報交換をしたり、Kさんの話を聞いて私がオススメできるアプリを紹介したりなど楽しい時間を過ごしました。

今年度のiPad交流会はあと2回、1月27日(金)・2月3日(金)の14:30〜16:30に青森市ふれあいの館で開催します。参加ご希望の方はこの投稿のコメント欄で良いのでご連絡ください。

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