ChatGPT

ChatGPTは障害のある人にこそうまく活用されたい

OpenAIが公開しているチャットボット「ChatGPT」のインパクトは凄まじいですね。

これまでのAIチャットボットとは一線を画する性能。質問の内容によってはかなり的確な回答が返ってきます。

もちろん常に正しい回答が返ってくるわけではなく、一見正しそうに見えて実は違っていたりすることもあります。しかしとにかくその対応力の幅というか「そんな質問にも答えが返ってくるの?」と驚かされることが多々あります。

YouTubeなどでもChatGPTの活用例を紹介した動画をちらほら見ますが、びっくりしたのはExcelのマクロのプログラムを出力したりエラーチェックしたりできていたシーン。近年会話言語でプログラミングできるローコード・ノーコード技術の開発が進んでいると聞いていましたが、そう遠くない将来に早くも実現しそうな気配を実感します。

今日もChatGPTに米国の医師資格試験問題を解かせたところ合格基準に達したというニュースを見たりもしましたし、Googleも対抗馬としてBardをリリース(回答がイマイチでGoogleの株価を下げたとか)するなど開発競争も進みそうな気配。何より仕事の仕方が大きく変わりそうな予感がしますが、こうした便利な機能は障害のある人にこそ活用されたい。曖昧な質問の仕方でも適切な回答や案内をAIがしてくれるようになれば、従来よりももっと便利にITが活用される可能性が高まると思います。

一方でこうしたAIにどこまで頼るか、どう活用するかは使用者の判断力にも左右されると思います。AIの回答に対する正誤の判断を間違ったり、提示された回答を無為に信頼しきるリスクを考えていく必要が高まると思います。

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