iPadの Evernoteアプリでウェブページの保存(web clipper)がうまくできない場合の対処方法

あらゆるものをデータとしてクラウドに保存できる老舗サービス「Evernote」。

長年使ってきましたが、ここ最近だんだんと使いにくくなっていて不便を感じているところです。

日経新聞電子版との連携解消も痛かったですが、なによりそれまで問題なく行えていたウェブページの保存機能が微妙になったことが厳しい。

主には新聞社サイトなど有料記事をログインして表示した画面の保存がうまくできなくなりました。ログインして全文を画面に表示しても、保存できるのはログイン前にお試し読み程度に表示された部分だけになってしまいます。

PCならこうした問題はないのですが、iPadでも以前と同じように過不足なくEvernoteで保存したい。でもできない。

諦められずにいろいろ試していたところ、「ちょっと手間はかかるけどこれなら保存できなくもない」という方法を見つけたのでメモがてら書いておきます。

iPadの Evernoteアプリでウェブページの保存(web clipper)がうまくできない場合の対処方法

画面左:Evernote。画面右:保存したいWebページ

簡単に言うと、保存したいウェブページの画面をすべて選択・コピーしてEvernoteに貼り付けるという方法です。

上の画像はiPadの画面左にEvernote、右に保存したいウェブページを表示したものです。

右のウェブページで保存したい部分をすべて選択してコピー。左のEvernoteの新規画面で貼り付けをしました。この方法でいちおう情報は過不足なく保存できます。

難点はいくつかあります。ひとつは保存不要な情報まで保存されてしまうこと。左の画面を見てわかるように、FacebookやTwitter、Emailなど、とくに必要のない情報まで保存されるので、必要に応じて手作業で削除が必要になります。

2つ目は、Evernoteに保存する際にノート名を手入力する(またはコピペ)必要があること。

Evernoteの保存機能では通常、1タッチでノート名も内容も保存されるのですが、この方法はひとつひとつ手入力する必要があります。

3つ目は、保存したい部分を全て選択する必要があること。保存する文字量が長いほど選択するのに時間がかかります。全選択のショートカットで全て選択してもよいのですが、これだと不要な部分まですべて選択することになるので、あとで保存した記事が見づらくなったりします。

以上のように、PCのWebクリップ機能で1タッチ保存するのと比べればかなり手間はかかったり問題もあったりしますが、いちおう情報は過不足なく保存できるようになりました。もしiPadのEvernoteを使っていて保存に不便を感じた方がいたらお試しください。

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