教育現場のiPadは指でスクリブルできると活用力倍増する
スクリブルとは、iPadにApple Pencilで書いた文字が、そのままデジタル化(テキスト変換)されるiPadの機能のことを言います。
文字入力は基本的にタイプして行うんですが、たまにスクリブルを使って手書きメモをデジタル化したりします。地味なときに地味に便利な機能です。
スクリブルの難点は、Apple Pencilなどスタイラスを使用する必要があること。つまり指でスクリブルしようと思ってもできないところです。
このことに気づいたのは小学校の先生と話していて「前の学校で使っていたChromebookは指で文字を書ける(デジタル化)んですよ。iPadでもできますか?」と質問されたときのこと。
ふだんはApple Pencilでスクリブルできていたので不便を感じたことはなかったんですが、いざ指で試してみるとできない。改めて調べてみると、iPadではスタイラスを使わないと手書き文字をデジタル化できないことに気づきました。
なぜ表題のように書いたかというと、低学年の児童たちにとってタイピング入力は難しく、フリック入力や画面に表示されるひらがなテンキーを使うのもなかなか大変なため。指で手書き入力→デジタルに変換して入力ができれば、iPadの活用力がかなり上がること請け合いだと思います。
実際、学校の先生からは何度も「スタイラスっていくらくらいするもんですか?」と聞かれますが、会う程度実用に耐えうるものでスクリブルに対応したものとなるとやはり3000〜4000円はする見込み。全校児童分とはいかないまでも1〜2クラス分あったらなーとかいろいろアイデアは出るものの、なかなか話は進まずで。
キーボードをカスタマイズするアプリをインストールする方法も考えられますが、だいたい有料なので学校用端末にインストールするのはハードルが高い。またキーボードカスタマイズ系のアプリは、キーボードの挙動が不安定になることがあるのも気になるところ。
ということでiPadの標準機能として、指でのスクリブルに対応してもらえれば一番話は早いなと思う次第です。
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