ボランティアは奉仕活動や社会貢献ではない
日経新聞夕刊で、俳優の東ちづるさんが取り上げられている記事で。
全5回のうち今日が4回目。タイトルは「ボランティアで変わった人生 生きる力 逆にもらう」。
ボランティアに関わるきっかけや活動が紹介されていて、最後に東さんのボランティに対する考え方が目に留まって。以下一部引用です。
ボランティアは奉仕活動や社会貢献じゃないんですよ。本来の英語の意味は「自発的な行為」です。ボランティアの語源はボルケーノ、火山という説もあります。噴火するような沸き立つ思いがあってこそ。だから「この仕事はボランティアでお願いします」というのは間違った使い方ですね。
自分がやりたいからやる。偉くもなければ立派でもない。ましてや強制なんてしてはいけない。心が動いたらやればいいんです。
文中では、ボランティア活動をすることで、東さんが逆に自らが救われて癒されたともあります。上の文章含め本当にその通りだと思います。
自分も大学時代に奇縁でボランティアに参加しました。自分から進んで参加したものではなかったんですが、バイトや仕事以上にボランティアから学ぶことは多かった。ボランティアの経験は今でも自分の糧になっていることが多いと感じています。
一方で、東さんが語るようにボランティアは奉仕活動や社会貢献そのものとは言えないというか、そういう部分もあるんだろうけど100%そうでもないというか。自分が本当にやりたいと思えることだからこそ普通にやれるのがボランティアなんじゃないかなと、昔のボランティアをやっていた自分を思い出しながらふと感じ入った記事でした。
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