手話のDVDを見て受講者が学んでいる様子

手話通訳問題研究会さんを見学

2024年8月21日、五所川原市の手話通訳問題研究会(通研)さんの集まりに参加させていただきました。

一般社団法人全国手話通訳問題研究会は、手話や手話通訳、聴覚障害者問題についての研究・運動を行う団体だそうで、日本全国に支部や班があるそうです。

以前五所川原市で講座を行っていたとき、同じ建物の同じ時間帯に活動されているのを見て気になっていたのと、講座などでお世話になっている手話通訳の方々がどんな活動をされているのか気になって、知人に話を通して参加させていただいたという経緯です。

今回は勉強会の回だったそうで、教習用のDVDを見ながら、手話で語られるお話を読み取るというもの。目を凝らして演者の手話や表情をがんばって読み取ろうとチャレンジしてみました。

と言っても自分は手話をきちんと習ったこともなければ、理解できる手話も少ないのでなかなか歯が立たず。通研には手話通訳者の方もたくさんいらっしゃって、映像の手話について短く区切りながら解説してくださったので、なんとか少しずつ理解していきました。

こんなに素早く行われる手話を「難しい」と言われながらもちゃんと意味を読み取れる通訳者さんは、改めてすごいな〜さすがだなと関心。プロってすごい。

感覚でいうと、英語のネイティブが普通に話している英語を聞き取れないのと同じような感じ。演者の方が行っている手話はたぶん日常的な普通のスピードなんだと思うんですが、非ネイティブの自分にとっては驚くほどの速さで、聞き慣れない・見慣れないとはこういうことなんだろうなと改めて思いました。

それでもなんとなく意味が読み取れたり、通訳の方に解説してもらって場面の意味がわかったときの感動はとても刺激的で、とても楽しい時間でした。とても勉強になりました。

自分の講座もそろそろ本格的なシーズンに入ってくるので時間に制約はありますが、また機会を見つけてぜひ参加したいです。

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