令和6年度「視覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座」(八戸市)スタート
2024年8月29日、八戸市で「視覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座」がスタートしました。
受講者は視覚に障害のある方や晴眼者、学生さんなど様々な方々が13人申し込んでくれました。
これまで県事業として、聴覚障害のある方を対象とした講座は行ってきましたが、視覚障害のある方を対象とした講座は初めて。所与の都合で自治体広報誌への出稿が間に合わなかったりなど周知に不安はあったものの、知り合いの視覚障害のある方々やこれまで人財育成講座を受講してくれた皆さんのおかげで、定員を超える人数に集まっていただきました。
講座ではiPhoneに特化した内容にしたので、最初はiPhoneの基本的な知識や操作方法などから。受講者の皆さんが使っているiPhoneはいろいろな種類でしたが、今回はホームボタンの有無で2つに大別し、それぞれの違いについてゆっくり説明していきました。
説明の途中、周辺機器として落とし物防止タグのAirTagを紹介したのですが、とても関心が高かったようです。iPhoneを使ってものを探せる利便性は、視覚障害のある方にとってとても便利だと思います。
VoiceOver(音声読み上げ)はまずはSiriを使った起動方法から。VoiceOverの操作方法も少しずつ入っていきつつ時間はあっという間に過ぎました。
受講者の皆さんからも積極的にあれこれ質問があり、随時お答えしていきました。講座の開始前にはBluetoothイヤホンの接続がうまくいかないというご相談を受けて対応。他にも受講者さんそれぞれに知りたいことや質問がありそうなので、講座全体の進み具合を見ながら少しずつ解決していけたらと思っています。
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