講座の様子

令和6年度「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」(弘前市)スタート

2024年10月11日、弘前市で障がい者支援のためのICTサポーター育成講座第2期がスタートしました。

初回はスマホの基本から。受講者さんそれぞれが使っているスマホの機種名などを確認したり、スマホのボタンやホーム画面の基本操作などを行ったり、障害の分類と概要についてざっくりと確認していただいたりしました。

受講者さんの中には、全盲の方と弱視の方の参加者もいらっしゃいます。全盲の方は先日購入されたというiPhone SEを持参されていたので、講座の前後と休憩時間を使い、VoiceOver起動時のロック画面解除とアプリの開き方、ホーム画面への戻り方などをかんたんにですが反復練習していただきました。

全盲の方曰く、今日最も聞きたかったのは電話の取り方と切り方とのこと。VoiceOver起動時はどちらも2本指で2回素早くタップでできますとお伝えし、練習もしてみたりしました。

iPhone SEは購入したてということで画面には保護フィルムが貼ってありましたが、これが操作のジャマをしている部分もあったり。あとご本人が困っていたのは、iPhone SEを購入した際に、ケーブルは付いてきたものの電源アダプターが付いてこなかったので、充電ができないとのこと。たしかに最近のスマホは付属品が省かれることが増えていますが、スマホ初心者の方にとっては最低限ケーブルと電源アダプターは付けてほしいところですね。購入するのも大変そうということで、自分がネットで注文代行することにしました。

十和田での「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」ではろうあ者の方が受講してくれましたが、弘前市と青森市ではいずれも視覚障害のある方が受講されます。見える人・聞こえる人の受講を想定していたのですが、これもなにかの縁と思うので、いろいろ調整しながら楽しく進めていきたいと思います。ちなみに弘前市・青森市ともまだ定員に余裕があるので引き続き受講者募集中です。

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