『Facebookの「キホン」と「いいね!」がわかる!』セミナーでお話しました
しばらく時間が経ってしまいましたが2013年4月16日、青森県民福祉プラザにて開催した『Facebookの「キホン」と「いいね!」がわかる!』セミナーで講師をさせていただきました。
セミナーは二部構成。第一部は以前うちにも実習生・スタッフとして在籍し現在はDCTデザイン所属の竹花くんが、Facebookの基本的なことについてのお話でした。実習生の頃から見てきた身としては、所属は離れても身内のような感じでつい見ていました。
第二部は私が担当させていただきました。テーマは『Facebookの「いいね!」って何?』と題し、流行りのSNSとして注目されているFacebookの主な機能の一つ「いいね!」について、改めて考えてみたいと思い企画しました。
そもそもは3月に弘前で開催されたFacebookセミナーを受講した際に、「いいね!」の数について触れられることが多かったことから「そもそも『いいね!』ってなんだろう」と思ったのがきっかけでした。調度良くDCTの蝦名さんから「Facebookのセミナーやろう!」とお声がけいただき、まさかの急展開スピードで開催となりました。
目次
「いいね!」の意味を改めて問う
お話した内容としては、「いいね!」至上主義的な空気が漂う今のFacebook界隈において、「いいね!」の数をただ(あるいは無意識に)追い求めることに対するそもそもの意味はなんなのか、そもそもどういう意味があるのか。「いいね!」の数がそのまま金銭的利潤につながる仕組みでもないはずなのになぜ求めてしまうのか。それでもやっぱり自分の投稿に対して「いいね!」が付くと嬉しいし、実際Facebookページでサービスや商品を紹介することで実利益につながっている県内の企業さんもあること等々紹介させていただきました。
グループセッション
お話のあとにはグループセッションを設け、Facebookの主な用途や、どんなとき「いいね!」したくなるか、あなたにとっての「いいね!」とは何か等について、少人数のグループに分かれてお話しいただきました。
このグループセッションは個人的に結構良かったと思っています。やはり話を聞くだけよりも参加者自身の声で発散ができますし、ことこのテーマにおいては様々な価値観が出てはずだったので、グループセッションによって多様な意見を集約できたことはとても有意義だったと思います。期せずして異業種マッチングな様相を呈していたグループもあり、それらも含めてやってよかった思います。
まとめ部分として、「いいね!」については目標や主体によってその価値が異なることや、そのために指標を計測する手法の例等を簡単に紹介しました。
費用対効果への意識が必要
個人の趣味であればともかく、企業や団体など何かしらの目的があってSNSを運営する場合、そこには何かしらのコストがかかっているはずです。その費用対効果(SNSを運営するコストに見合ったリターンがあるか)を把握するには、指標を定めて計測する必要があるだろうと考えます。ソーシャルメディアの効果測定は従来のWeb広告等に比べて数値化することが難しい場合もありますが、少しずつ様々な形で測定方法が模索されている部分もあります。いずれにせよ目的を定めず惰性で行うことは何にしても無駄につながりやすいと思いますので、こと営利目的でのSNS利用において重要視する必要があるのではと考えます。
当日はご参加いただいた皆様ありがとうございました。またSNS関連で「このテーマについて皆で考えてみたい」というネタができましたら開催のお声がけをさせていただくかと思います。ただ他にも色々やりたいことややるべきこと等もあり、障害者さん向けiPad講習会はもちろんですが、書評ゲームといわれる「ビブリオバトル」や、心理ゲームの「人狼」にも興味が湧くなど、多様な方面の興味も広げつつあるこの頃です。
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