
青森聾学校様でプレゼンテーション講習会を担当しました
2015年9月29日(火)、青森県立青森聾学校様で、プレゼンテーション講習会を担当しました。
講習会は高等部の生徒さんと先生方に受講していただきました。高等部の一部の生徒さんを対象にしたプレゼンテーションの指導を依頼いただいたことがきっかけで、4ヶ月ほどかけて講習をさせていただくことになり、今回はその初回でした。
初回ということで、今回は指導をしない他の生徒さんや先生方も参加いただいて、プレゼンテーションについて90分ほどお話をしました。講習の際には手話通訳者の方に手話でも伝えていただきながら進めました。
当日は以下の流れでお話をしました。
- 自己紹介
- プレゼンテーション(プレゼン)とは?
- プレゼンに必要な3つの要素
- シナリオ
- スライド
- トーク
- まとめ
ふだん社会人の方を対象にお話をする機会が多いんですが、学生さんを対象にお話をするのはかなり久しぶりで、きちんとしたセミナー形式となるとほぼ初めてだったかもしれません(ネットの危険性関係の講習も先生や保護者の方対象が多いので)。
個人的にセミナー等で話をする際の対象として、年齢が若いほど難易度が高いと思っています。学校の行事として本人の意志ではなく半強制的に参加するという場合もあるでしょうし、年齢的な世代の違いもあるので、興味のわく話題がなければ眠くも退屈もなると思います。
そういった若い世代の方に対して、90分こちらの話を興味を持って聞いてもらうというのはとてもハードルの高いことだと思っていたので、できるだけ分かりやすく、興味を持って聞いてもらえるような工夫をしながらお話をしました。
例えばマンガの「ワンピース」や「進撃の巨人」など、学生さんたちでもよく知っているような物語の一部から
「このシーンに出てくるこのキャラクターは、よく見てみるとプレゼンをしているよね」
「プレゼンをすることで自分の目的を達成したり、仲間を助けることができたね」
といった具合に説明することで、よく知っているあのシーンも実はプレゼンの要素があったとか、あのキャクターのアクション自体がプレゼンだったということを例に説明するなどしました。
また、プレゼンの3要素としてシナリオ・スライド・トークそれぞれについても具体例を挙げたり、また私が話している様子そのものでプレゼンのテクニックを紹介するなど、できるだけ飽きが来ないようにしながら講習を行いました。
講習の後日、生徒の皆さんの感想として「わかりやすかった」「今後の参考にしたい
これから年明けまで月一回のペースで学校に伺いながら、生徒さんのプレゼンテーション能力を上げられるように協力していきたいと思います。
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