「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」八戸市第1期第9回

実習練習の様子

2019年11月28日、八戸市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期第9回を行いました。

実習練習の様子

この日は内容盛りだくさん。全盲の方にiPadを紹介することを想定して、受講生の皆さん同士で教える側と教えられる側を交代しながら練習しました。

これまではVoiceOverなど全盲の方が使っている音声読み上げ機能を、目を開けた状態で使うことがほとんどだったのですが、今回は目を閉じてVoiceOverの音と教える側の説明だけを頼りにiPadを操作。

やってみるとわかるのですが、目を閉じただけで難易度がぐっと上がります。機能としてどういうものかわかっていても、画面が見えないことでいろいろな前提が取り払われ、より全盲の方の立場に立った体験ができたことで、受講者の皆さんそれぞれに発見があったようです。

この日は他にも視覚・聴覚障害以外のアクセシビリティ機能やApple Watchなどについても紹介しました。

AssistiveTouchやスイッチコントロールなど従来からある機能のほか、iOS13とiPadOSから実装されたマウス操作や音声コントロールなどはかなり驚きだったようで、iPadを利活用する幅の広さとすごさを理解してもらえたのではないかと思います。

八戸講座は来週がいよいよ最終回。ラストまで楽しく臨んでもらえたらと思っています。

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