
新型コロナウイルスの各検査法(PCR検査・抗原検査・抗体検査)の違い
新型コロナウイルスの話題でたびたび出てくるのが各種の検査方法。
さまざまな検査方法を耳にしますが、どの検査方法がどういうものなのか理解している人は少ないのではと思います。
今朝の日経新聞に、新型コロナウイルス関係の各検査方法(PCR検査・抗原検査・抗体検査)について分かりやすい説明が出ていました。
新聞記事をそのまま転載するのは問題があるので、記事に掲載されていた各検査の特徴を以下の表に記述してみました。
PCR検査 | 抗原検査 | 抗体検査 | |
---|---|---|---|
検体 | 鼻奥のぬぐい液 唾液 | 鼻奥のぬぐい液 唾液 | 血液 |
検体するもの | ウイルスの遺伝物質 | ウイルスのたんぱく質 | 抗体 |
いま感染しているかの判断 | できる | できる (※簡易キットでは発症から10日以内に陰性なら 追加のPCR検査が必要) | できない |
過去に感染していたかの判断 | できない | できない | できる |
間違えやすい例として「新型コロナウイルスの抗体検査で陰性=いま感染していない」ではないこと。抗体検査でわかるのは「過去に感染していたかどうか」であり、いま感染しているかどうかの判断はできないようです。
こうして表になっていると、それぞれの検査の特徴や違いがわかりやすく整理されていいですね。コロナ関係の情報に接する際に役に立つと思います。
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