意外にもiPhone SEはiPhone12 miniより人気らしい

あるiPad人財育成講座があった日のこと。講座の準備をしているところに受講者さんからiPhoneについてこんな話を聞きました。

「新しいiPhoneのminiは売れてないらしいね」と。

新しいiPhoneの miniとは「iPhone12 mini」のことです。自分はてっきりminiが昨年暮れに発売されたiPhoneの中で一番売れているとばかり思っていたので「miniは売れてると思いますよー」とお返事(実際ちゃんとした裏付けがあるわけでなくただの勝手なイメージで)。

すると受講者さん曰く「いやニュースかなんかで見たよ」と。どうやら何かの情報ソースでそう(iPhone12 miniが売れてない)取り上げられていたみたいです。

半信半疑だったものの、改めて自分で調べたり、ネットニュースで流れている話題を追ってみました。すると受講者さんがおっしゃったように、iPhone12 miniはどうも不振らしいという情報が多いようです。

iPhone SEの偉大さを再認識させた、699ドルの12 mini の不人気ぶり(Forbes)

iPhone 12 miniの売上は「アップルを失望させた可能性」との市場調査結果(engadget日本版)

他のiPhone12シリーズに比べて画面や筐体の小ささが魅力のiPhone12 mini。しかしそれが意外にもユーザーに受け入れられていないということなんでしょうか。以前に発売されたiPhone SE(第2世代)の方がiPhone12 miniより売れているという話もあるようです。

iPhone SEシリーズはなんだかんだiPhoneシリーズの名器ですね。小ささもさることながらホームボタンが残っておりTouch ID(指紋認証)が使えます。コロナ禍でマスク着用が増えたことでFace ID(顔認証)は使いにくくなっており、Touch IDの使いやすさが際立ちます。

値段も大きな要因かもしれません。iPhone12 miniが74,800円からなのに対してiPhone SE(第2世代)は44,800円から。miniの方が5G対応だったり2レンズだったりCPUが1世代新しかったりしますが、そこまでのこだわりがなければこの金額差でSEを選ぶ人も多そうですね。

価格.comでスマホの売れ筋ランニングを見ても、miniよりSEの方が上位でした。

とはいえminiも良い機種だと思いますし、小ささと高スペックを備えた良端末だとも思います。自分が仕事上iPhoneのスペックにこだわる派でなければminiを買っていたかもしれませんし。Android機より端末のバリエーションは少ないとはいえ、古い機種も含めて選択肢の増えたiPhoneシリーズ。その中で今のところ不運にも伸び切れていないのがちょっと残念ではあります。

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