格付けから逃れにくくなっている世の中
さまざまな分野でランク付けや評価、いわゆる格付けされる側になることが多くなっていると思います。
5月1日付朝日新聞にもその一例が記事としてアップされています。
格付けされるギグワーカー「スコア地獄のよう」 仕事失うケースも:朝日新聞デジタル
記事では配送マッチングサービスで仕事を請け負うギグワーカーの事例が取り上げられていて、仕事を通じた評価ポイントの高低で、請けられる仕事の有無が変わってくる現状がリアルに書かれています。
ギグワーカーの例に限らず、飲食店でも食べログなどのグルメサイトやGoogleマップでの評価が誰でも行えたり見ることができますし、クラウドソーシングやスキルシェアサービスなどの個々人の仕事や、メルカリなどの売買においても評価をつけ合うシステムがあります。
こうしてみるとネットやITに関わる部分で格付けされる場面は多いものの、非ネット分野においても「格付け」から逃れられない場面が増えてきていると感じます。
自分の場合は講座に参加してもらった受講生さんからのアンケートといったものはありますが、上で挙げたようにネットで誰でも見られるような格付けをされるケースはほとんどありません。
それはある意味レアケースでもありありがたくもある(基本誰しも自分や自社への評価格付けを見てほしいかと言われると、見てほしいという場合もあるかもですが)わけで。そのせいかクラウドソーシングやスキルシェア系のサービスが登場して久しいですが、これ関係を使って仕事を請け負ったことはないものの、仕事をいただけていることはありがたいことなんだなと改めて思ったりしました。
逆に言えば格付けが必要とされる仕事から逃れて働くためには、「オープンに格付けされる領域」から外れるために必要なことを考えたり積み重ねたりすることが求められているのかなとも思います。そしてそれは都市部よりも地方での方がより容易なのではとも思ったりします。
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