「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第2期第8回:実習の練習など

五所川原市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第2期は2021年12月2日、第8回を行いました。

今回は次回からの実習に備えた準備。受講者の皆さん同士で教える役と教えられる役になり、全盲の方を想定した説明の練習を行いました。

全盲の方にiPadを教えるのは難易度が高く、皆さんそれぞれに試行錯誤しながら説明している様子。音に依存する状態を経験することで、周囲の音に対してどれほど敏感になるか肌感覚でわかったという方も多かったようです。

印象的だったのは「操作を覚えていても、いざ目をつぶると覚えていたはずのことがうまくできなかった」という感想。普通のタップなどでも、目で見て行うのと目をつぶって行うのとでは思った以上に勝手が変わります。

いかに相手の立場に立つか、相手そのものになるか。こうした意識が障害のある方に説明をする上では大切な考え方になると思います。

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