計画して今に至ったキャリアではない件
「プランド・ハップンスタンス理論」というのがあるそうです。
日本語では「意図された偶然」「計画された偶発性理論」と訳され、「キャリアというものは偶然の要素によって左右されるものが多く、偶然に対してポジティブなスタンスでいる方がキャリアアップにつながる」という考え方だそうです。(by NewsPicks)
そのポイントは5つ。
- 好奇心
(自分の専門分野だけでなくいろいろな分野に視野を広げ、関心を持つことでキャリアの機会が増える) - 持続性
(最初はうまくいかなくても粘り強く続けることで、偶然の出来事、出会いが起こり、新たな展開の可能性が増える) - 柔軟性
(状況は常に変化する。一度決めたことでも状況に応じて柔軟に対応することでチャンスを掴むことができる) - 楽観性
(意に沿わない異動や逆境なども、自分が成長する機会になるかもしれないとポジティブに捉えることでキャリアを広げられる) - 冒険心
(未知のことへのチャレンジには、失敗やうまくいかないことが起きるのは当たり前。積極的にリスクを取ることでチャンスを得られる)
この理論を目にしてすごく納得できた感じがします。自分にけっこう当てはまるというか。
自分には大学前半の頃まで明確にやりたい仕事や方向性が定まっていたわけではなかったし、今から振り返ればけっこう行きあたりばったりな社会人生活をスタートしてました(大学卒業時点で仕事決まってなかったし)。
それでもなんやかんやでなんとかなって、今はフリーランスでそれなりに仕事できていることを考えると、自分のキャリアは自分がしっかりとした計画を考えてたどり着いた道ではなくて、たくさんの偶然が重なって今いるんだなーと思ったりします。
もちろんただ漠然と過ごしていたわけでもないわけで、じゃあ何考えてたかというと上の5つの要素はけっこう当てはまってたなと思います。とくに強かったのは好奇心と楽観性と、冒険心もそれなりにあるかもです。苦労もそれなりにあったですが、そういう時期を乗り越えて今があるのはこの理論の示すような点が大きいような気がします。
こと楽観性の大切さはよく耳にする気がします。常に楽観的でいるのは難しいですが、なるべくポジティブな気持ちでいることが大切なんじゃないかなと思います。
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