実習の様子

「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期第9回:視覚障害の方へ講習

十和田市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期は2022年10月25日、第9回を行いました。

視覚障害のある方をモデルにして、iPadの使い方や活用法を説明するグループ実習。モデルには第6回の講義に引き続き角田まき子さんにお願いしました。

受講者の皆さんは2グループに分かれて実践。奇しくも両グループともメインは物体認識アプリのSeeing AIでした。一つのアプリで視覚障害のある方が便利に活用できる機能が使えるこのアプリ、VoiceOverを使いながらひとつずつ丁寧に操作方法を説明する様子が印象的でした。

パンフレットの文字を読み取って音声で読み上げたり、カメラにかざしたお札が何円札かを読み上げたりなど、視覚に障害のある方が日常生活で便利に活用できそうなものがたくさんありました。

受講者の皆さんの説明方法は人それぞれに個性がありましたが、ポイントは「見えない人の立場に立った説明ができるか」だと思います。その意味ではやはり普段から障害のある方の情報保障に関わっている受講者の方の説明が上手だなーと感じました。

教える方も教わる方も楽しそうな雰囲気があってとてもよい実習になったと思います。来週で最後ですが、次も楽しくできたらと思います。

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