イノベーションのジレンマのイメージ

自分的イノベーションのジレンマはこのブログ

クレイトン・クリステンセンが提唱した理論として有名な「イノベーションのジレンマ」。

その意味するところは、企業が既存事業の拡充や強化に注力するあまり、新たな技術やビジネスモデルに乗り遅れ、結果的に市場のトップの地位から陥落する現象だそうです。

要は長年の慣習や過去の成功体験に固執するあまり、新しいチャレンジに臨めなくなってしまうといったことだと思うんですが、これは企業だけでなく個人にも当てはまることだと感じていて。

たとえば自分の場合は、皮肉にもこのブログがそれに当たる要素でもあったりします。

「継続という習慣」を自分に根付かせるために毎日更新を始めて、数えてみたら今日の更新で2,423日目。およそ6年と7ヶ月。自分で文章を書くトレーニングも兼ねているので、昨今流行りの生成AIに頼らず(専門情報の引用や整理で使うことはあります)自筆での更新を続けています。

一方で継続自体が目的化している部分も自分の中にはあって、時間がなかったり書く良いネタが思いつかない時に駄文を書き連ねてしまうこともままあることも事実だったりします。そういう状態で続けることに意味はあるのか思案するというのは、長くブログやSNSを連続で更新している人であれば誰しも思い至ることではあるんだろうと思ったりもしています。

自分個人の自省や記録を残すのであれば日記でも良いわけで、実際日記アプリを使って不定期に日記を書くようにもしています。それのみが目的なのであればプライベートなことを書くブログは必要なのかと疑問に思ったり、むしろ仕事や社会への貢献を考えるのであれば個別の嗜好や目的に特化したオウンドメディアを運営した方がよほど良いとも思っていて、実際にいくつかオウンドメディアを始めてみたいなと思ったりもしています。

オウンドメディアとブログを両方やっていく選択肢がないわけでもないですが、そこまでリソースを割けるのか(更新頻度にもよるですが)ということも考えたりして、なかなか踏ん切りがつかない塩梅でもあったりします。

それでもオウンドメディアという新しいことをやってみるのはいろいろ楽しいんじゃないかなとも思ったりしていて、今のブログのように文章と写真だけではなくて、動画も音声メディアも、もっと自由に扱えるならそれはそれで面白そうだとも思うわけで。

表題の「イノベーションのジレンマ」に話を戻せば、ここまで書きながら現状を整理していくと、新しいことを試してみるのがいろいろな意味で良いんだろうなとも思いつつ、このブログを続けていくことには、意味のあることないこと、意味の見えること見えにくいことを含めてもう少し思案しながら続けてみるのが良いかとも思ったりして、要はとりとめのない話になった今日の更新です。

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