講座の様子

令和6年度「視覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座」(八戸市)第4回

八戸市で開講中の「視覚障がい者等を対象としたデジタル技術利活用講座」は2024年9月19日、第4回を行いました。

最初はズーム機能について。iPhoneの画面を拡大表示できるこの機能は、弱視の方にとってうまく使えると便利。3本指での操作に最初は慣れない様子だった方も、何度か試すうちにすぐ慣れたようでした。

次にアプリ「Seeing AI」の実践。iPhoneのカメラを活かしてさまざまな読み上げ機能を使える便利なアプリです。気づけば各機能もそれぞれ進化していて、とくに撮影した写真の内容を読み上げる「シーン」では、写真のさらに詳しい内容を解析し音声で聞くこともできるようになっていて驚きでした。

受講者さんの中には全盲の方でアプリをインストールするところからの方も。インストール時にパスワードを入力する場面ではかなり苦戦されながらも、VoiceOverを頼りにほぼ一人でパスワードを入力しアプリをインストールできた場面がすごかったです。

最後にアプリ「Be my eyes」の写真読み上げ機能も実践。こちらも撮影した写真のかなり詳しい情報を読み上げてくれます。生成AIが話題の昨今ですが、そうした技術の良さが視覚に障害のある方へ還元されているのが素晴らしいと思います。

次回はラストの第5回です。

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