三沢市でiPad交流会

交流会の様子

2019年2月12日、三沢市の総合社会福祉センターでiPad交流会を開催しました。

三沢市では昨年「聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」を実施したこともあり、その時講座を受講してくださった方や、関係者の方経由で交流会を知った方など多数の方に参加していただけました。

交流会の様子

参加者の中にはiPadを触ったことがないという方も多かったので、iPadの外観や電源の付け方、ホーム画面の説明や基本操作など、ごく基本的なところを簡単に紹介しました。

次に昨年の講座でも紹介したカメラアプリでの写真やビデオ撮影をしたり、撮影した写真や動画を確認する方法などを体験していただきました。

交流会ではとにかくたくさんの質問が次から次に出てきて、会のほとんどが質問への回答や、それに関わることの説明に終始したように思います。

「スマホとiPhoneというのは何が違うんですか?」
「iPhoneと Androidはどう違うんですか?」
「iPhoneを使ってるとよく表示されるアップデートというのは何?」
「指紋認証が効かない時もあるのはなぜ?」
「顔認証は自分以外の人の顔も登録できるの?」

などなど、とても積極的にたくさんの質問をしていただけました。

スマホやタブレットなど身近な機器とはいえ、ろう者の方がこうしたものについての説明や使い方を十分に学べる機会が少ないことの表れかもしれないと感じました。

実際、交流会には地元三沢市だけでなく、東北町や十和田市、遠くは八戸市などから、雪の吹きすさぶ悪天候のなか、車や電車で参加してくださった方が多くいらっしゃいました。

質問を受けて紹介したUDトークの反応は抜群でした。話した言葉がリアルタイムで正確にiPadの画面へ表示される様子に皆さん驚かれていましたし、こうした機能の活用について思いが広がっているようでした。

気づけば時が経つごとに来場される方が増え、今年度の交流会の中では最も多い人数での会になりました。皆さんありがとうございました!

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