「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」青森市第2期第8回
2019年12月2日、青森市で開講中の「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第2期は第8回を行いました。
第8回の前半は、受講者さん同士でアプリや機能の活用法、わからないところを教え合う「情報交換会」を行いました。
2グループに分かれて皆さんそれぞれの気づきや知っていること、ふだん活用しているアプリやサービスなどの情報を共有していました。
グループ分けはとくにしていないのですが、それぞれのグループで人が異なると共有される情報や内容も特色が出るようです。みんなでアプリをいろいろ試しながら行うグループもあれば、意見の出し合いがメインというグループもありました。
今回は主に以下のような情報が取り上げられました。
- YouTubeで声で動画を検索する方法
- マップのFlyover(3D表示された世界の主要都市を上空から眺める機能)
- Yahoo!防災速報
- iPadの画面傾き固定やフラッシュの点灯方法
- YouTubeの「amity_sensei」チャンネル
- キーボードの分割・分離表示
- Split View(iPadの画面に2つのアプリを表示)やSlide Over(アプリを表示した画面の上にアプリを重ねて表示)
- iPadを使うことが目的ではなく手段としての活用が重要
- リマインダーの活用(薬の服薬のタイミングや所定の場所に行った時にアラームを鳴らしてお知らせ)
講座の後半は視覚障害のある方が活用できるアプリや機能についての説明。
今年は視覚障害関係のアプリでいろいろ変動があったというか、以前までよく使っていたアプリが使えなくなったり、かと思えば新しい画期的なアプリが登場するといった目まぐるしい展開が多かったように思います。
実際に全員でアプリを動かしながら体験してもらったり、私のiPhoneでデモを行ったりなどしてひと通り紹介しました。
ほぼ同時並行で行っている八戸市での講座とは、情報交換で出てきたものがけっこう異なっているのをみて、やっぱり集う人が違えば集まる情報も変わってくるんだなと思いながら、一番勉強になっているのは自分だなとつくづく感じています。たくさんの情報をありがとうございます。
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