リプライの範囲設定画面

Twitterのリプライ(返信)に制限をかける機能が実装

SNSでの誹謗中傷問題が広がるなか、Twitterがこれに関連する新しい機能を実装しました。

新しい機能は、Twitterへの投稿に対してリプライ(返信)できるユーザーを制限できるようにしたものです。

これまでTwitterに投稿したツイートは、Twitterユーザーであれば誰でもリプライ可能でした。

自由なコミュニケーションが可能な一方で、身元を明かさず他者へ一方的に誹謗中傷のリプライを送るといった問題が顕在化していました。

今回実装された機能を使うと、ツイートに対するリプライを以下の3パターンから設定することができます。

  • 全員(誰でもリプライできる)
  • フォローしている人のみ
  • @を使って指定した人のみ

ちなみに上の設定を行ったツイートでも、ツイート自体の閲覧やリツイート(転載)、「いいね」ボタンなどの機能は従来どおり誰でも行うことができます(ブロックされている場合などを除く)。

今回のリプライ制限機能については歓迎の声が挙がる一方、「ネットの自由なコミュニケーションを阻害する」といった批判も上がっています。

個人的には今回のリプライ制限機能は、実装されてよかったのではと思っています。上のような批判もある一方、SNSが人の命にも関わるような影響をもつようになったこともあり、抑止力としての機能をうまく活用しながらより良い利用がされていけばと思います。

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。