
Googleフォトを使ったアナログ情報検索・管理術
他の人にとってはすごいと思われることも、日常的に意識せずやっていると自分では気づきにくいものってあると思います。
表題のGoogleフォトを使った、雑誌や新聞などアナログ情報の管理方法もそうだなと気づいたのは、週刊東洋経済2020年8月1-15合併特大号の中に「今日からできる!スマホで新聞や雑誌情報を整理」という記事を見つけたからです。
これは情報の整理法や勉強法の著者でおなじみ一橋大学の野口悠紀雄さんが寄稿していたもので、Googleフォトを使えば写真や動画を容量無制限かつ無料でクラウドに保存できるメリットなどが紹介されています。
中でも肝は、キーワード検索によって写真の中に写り込んでいる文字情報も検索できること。新聞記事の切り抜きなどをGoogleフォトに保存しておけば、過去の新聞記事をキーワード検索で見つけることができます。
ちなみに自分のGoogleフォトで「コロナ」と検索してみたのが下のスクリーンショットです(記事にはぼかしをかけています)。

Googleフォトに保存した新聞記事がたくさん出てきました。日付ごとにもソートされています。
地元紙の東奥日報をiPadのアプリで読んでいるのですが、このアプリには日経新聞や朝日新聞と違い、Evernoteなどのクラウドへ読み込む機能がついていません。そのため気になる記事はスクリーンショットを取って写真アプリに保存しています。
写真アプリに保存したものはGoogleフォトへ保存されるよう設定しているので、Googleフォトで新聞記事のキーワード検索ができるという仕組みです。
それにしても画像認識技術の向上はすごいです。最近は動画内の人物の顔に、別人の顔を読み込ませるようなSFチックなことまで、一般的なアプリでできるようになってきています。
こうした技術は便利な一方、ディープフェイクなど社会的な問題にもつながる面もあります。リスクは承知の上で活用したいところですね。
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