無人店舗が広がる可能性と、働く人が学び直しをする必要性
日経産業新聞によると、サイバーエージェントが無人店舗の開設を支援するサービスを2022年春から開始するそうです。
オフィス内や地方などで多店舗展開する小売業を対象に、カメラや無人レジなどの機器やシステムを一括で提供する。データ分析を通じ、入退店の人数に合わせた商品管理もできるようにする。
2022年1月6日 日経産業新聞
無人店舗と言えばAmazon Goのイメージがあるように海外が先行していますが、国内でも今後増えてくるのかもしれません。
サイバーエージェントが開始する無人店舗開設支援サービスの利用料金は月額20〜30万円程度を想定しているとのこと。興味深いのは広告サービスと併用することで、無人店舗の運営を続けやすくすることにもありそうです。
無人店舗に来訪した消費者の購買データを分析し、企業が店頭でメーカーの商品広告を流せるようにもする。サービスを利用する小売店は、広告事業という収益源を得られる。これにより、無人店舗の運営を継続しやすくなる。
2022年1月6日 日経産業新聞
青森の田舎でも気づけばレジが無人になっていたりして「都会だけの話かと思っていたら」ということがよくあります。
労働人口の不足や日本の低い生産性を考えると、こうしたサービスが普及してくるのは当然かもしれません。
一方で多くの仕事が機械やシステムによって代替されるケースが増えてくることを考えると、リスキリングやリカレント教育など、これから先に必要とされる知識や技術をアップデートしていくことの大切さを考えさせられますね。
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