
「宿題提出チェッカー」がうまく動かない時に対処したこと(GIGAスクールサポーター日記)
児童生徒の宿題やプリントなど、提出物のチェックは先生にとって実はけっこう負荷の高い仕事だそうです。
クラスの人数が多いとそれだけ時間もかかりますし、途中で数え間違えしてまた最初から数えて…という場合もあるそうで。
こうした課題に対応できる方法がないかなと思って見つけたのが宿題提出チェッカーというExcelのマクロ機能を使ったシステム。
教師の働き方改革:宿題チェックにバーコードを導入!(Excel[エクセル]ファイル無料公開/ダウンロード可能)
試しにダウンロードしてマイバーコードリーダーを使ってテストしたところ、次々に宿題の提出チェックができる感じ。ちなみにMacでも問題なく稼働しました。
よく声をかけてもらってる先生に紹介したところ、予想以上に好感触なシステムの様子で。さっそく先生のPCにセットしてみたんですがなぜかうまく動作せず。
机が近くの他の先生PCも借りてやってみた分にはうまく動作するのに、なぜかその先生のPCでだけ動かないという状態。マクロが有効になってるかとか、半角入力になっているかなど心当たりはひと通りチェックしたもののなかなか動かなくて。
ただ気になっていたのは、バーコードの読み取りは最初の一人目だけは正常に行えるという状態。二人目からはバーコードで読み取れてはいるものの、Excelに読み込まれないという不具合でした。
結論から言うとEnterキーを押したときにセルを移動する方向を変更しているのが原因でした。
Excelの場合、通常はEnterキーを押すと下のセルへ移動します。
これを当該の先生のExcelでは、下ではなく右に移動するよう設定を変更していたためにうまく動かなかったようでした。
この部分を修正したところ無事動作。名前もクラスの児童の氏名に変更し、科目も必要なものに書き換えてバーコードを生成・印刷して無事に準備完了しました。
宿題の提出物チェックは、なかなかお目にかかることがない先生の業務なので、こういう使い方にニーズがあること自体わかりませんでした。でもたまたまこういう便利なシステムを知れて、必要とされている先生に紹介ができてよかったです。
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