有料情報の価値の高さ

4月6日から春の新聞週間だそうです。

4月6日は「ヨム」にかけて「新聞を読む日」だそうで、6日から1週間を「春の新聞週間」と定めているそうです(by日本新聞協会)。

きちんと新聞を読むようになったのはたぶん28代後半〜30代になってから。今では欠かせない習慣のひとつになったと思います。

新聞週間には新聞各紙に著名人からのコメントが掲載されます。今年はその中の一人にクイズプレーヤーの伊沢拓司さんが登場していて、ふんふんとうなずける以下のようなコメントを書かれていました。

クイズを作っていると、いかにネットの情報に真偽不明なものが多いかに気づかされる。

事実確認には、質が担保された有料記事を読むことが必要になる。

有料情報の価値はすごく高いはずなのに、一方でファスト(手短)な知がもてはやされる現状がある。有料情報が十分に評価されていないのが歯がゆい。

すごく同意。自分も情報関係にそれなりのお金をかけている方だと思っているんですが、伊沢さんが言うように情報の価値を担保するためには、有料で情報を得ることの意味を考えてみる必要があると思います。

そもそもさまざまな仕事は相手と自分との間に情報の非対称性があるからこそ仕事として成り立つことが多いわけで、その意味ではいかに他の人が得られない情報を得て知識に消化し吸収するかが、仕事をする上で習慣化するべきことのひとつだと思います。

新聞に書かれることすべてが正しく価値があるというわけではないかもしれませんが、新聞を読むことの価値はそう下がらないと思っています。

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