グラウンドと岩木山

運動会(屋外)のライブ配信で気をつけたいことメモ

先日配信した中学校さんでの運動会のライブ配信。今日も配信予定、というか配信したのですが残念ながら失敗しました。

予定していた配信を行えなかったのは今回が初めてでした。楽しみにしていた保護者やご家族の皆さんには本当に申し訳なかったです。以下反省も兼ねてメモ書きします。

  • 主因はとにかく熱。気温は24度くらいだったと思うけど、今回はテントなく日差しを遮るものがなかったためか機器が熱をもち動作が不安定に。今まで動画編集でも微動だにしなかったMacのファンが音を立ててフル回転。こんなのは初めて。タイピングした文字の表示にタイムラグが起こるほど高い負荷がかかっているためか全体的に動作が激重に。せめて日陰があればもう少し違ったかも。
  • ネット回線は前回と同じiPhoneのテザリング。冷却ファンをiPhoneに装着して常時冷やしたため熱を持つようなことはなかった。が、テザリングのせいなのか熱せられたMacのせいなのかわからないけど、ネットがうまくつながらず常に不安定か切れそうな状態が常時。
  • こうしたケースが初めてだったので自分も初めて気づいたけど、ネットの接続がしばらく切れるか不安定な状態が続いた場合(不安定な状態から途中で切れていたのかもだけど)、配信が途切れて終了する
  • これは知っていたけど、一度配信が終了した場合、次に新たな配信を行う場合は閲覧用のURLも変わる。つまり事前に周知されたURLでは運動会の配信は見られなくなる。今回そういう状況(配信終了)になったので、再度配信の準備をして再開し、新しいURLは教頭先生から保護者へ再度メール等でお知らせしていただいた。が、2回目も接続不安定で配信が勝手に終了。
  • 配信はできなくなったものの、配信に使用していたソフトで急きょ録画を開始。どのくらいのクオリティで撮れてるか、あとで共有できるほどのものかはわからないけど、とりあえず配信と同じように最後までカメラを回す(配信後、動画とは言い難い状態に加えて音も無音が長く続くなど厳しく相談の上お蔵入りに)。
  • Macも熱くなってたがハブとして使用していたATEM MINI PROもかなり熱。いつの間にか落ちていたのか、ATEMからつないでいたマイクがオフになっていた。たまたま気づいてオンにしたけど音が拾えていない状態が長く続いたと思う。
  • 配信(録画)終了してカメラのバッテリー残量を確認したところ、見たことがないくらい短時間で激減り。実質使用時間は40分ちょっとで、一台はバッテリー残量40%強、もう一台は残量30%台。こんな短い時間でここまでバッテリーが減ったことも初めて。運動会が2日間でなく1日にまとまっていたら終盤でバッテリー切れを起こしていたかも。
    熱暴走でカメラが途中で止まったりこそしなかったものの、かなり負荷がかかっていた。これはかなり難しい問題。今回はUSB接続時の給電をオフにしていたので熱暴走+カメラ停止にはならなかったと思うけど、逆に今度はバッテリーがもたない可能性が出てくる。バッテリーを複数用意しておく必要が出てくる。(ただミラーレス用の電池はけっこう値が張る)
  • 対応策=熱対策。MacとATEMには日陰+PC用の冷却ファンを用意する。ただそのぶんコンセントの数が必要になる。カメラの熱対策は日陰と予備バッテリー。冷却もできれば良いけど有効な方法があまり思いつかない。
  • また今回のように配信ができなくなる可能性を考えて、素早く録画に切り替えるか録画用の別機をスタンバイさせておくのが望ましい。

体育館など屋内でのライブ配信にこそだいぶ慣れてきたものの、屋外での配信は屋内よりもずっと難易度が高いと改めて痛感しました。小学校さんのライブ配信までもう少し時間があるので、なんとか対応策をできる限りとって臨みたいと思います。

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