デジタル教科書が正式な教科書に 障害者関係には朗報 一方で懸念も

iPad

電子書籍など紙の本や教科書などのデジタル化が進んでいるなか、タブレット端末などで利用できる「デジタル教科書」が正式な教科書として位置づけられることになるそうです。

これまでの紙の教科書が主体なのは変わらず、デジタル版の教科書はそれと併用されるような形になる見込みだそうです。

タブレットやスマートフォンでは、電子書籍の本文を音声で読み上げたり、文字を拡大して表示するなどアクセシビリティに配慮された使い方をすることができる場合があります。

以前盲学校さんで試験的に導入されている教科書アプリを見せてもらったことがあるのですが、文字を拡大して表示できたり、文章を音声で読み上げられるなど機能が充実していて驚きました。

音声での読み上げは単に視覚に障害のある方だけでなく、読字障害など他の障害をもつ方にも有効な場合があります。

そうしたアクセシビリティを活用できるデジタル教科書が今後広がりそうな流れになってきているのは歓迎できる一方で、いろいろ起こりうる懸念も出てくると思います。

例えばデジタル教科書を活用するためには学校に無線LANなどの設備環境が必要になったり、デジタル教科書の仕様がどうなるのか (さまざまな独自仕様が乱立して端末ごと、教科書ごとに差異が出てくるのはちょっと心配です)、デジタル教科書を利用する端末の仕様 (OSやソフトの差異など)なども気になるところだったりします。

この辺りが問題になることは容易に想定されるので、肝心の現場にしわ寄せがいかないように進んで欲しいと思っています。

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