中国のシニアはスマホを使いこなしているらしい件。「体験しにくいことを体験する」ことが大切
「シニア=ガラケー」というイメージが、特に日本では強いかもしれませんが、お隣中国ではスマホを使いこなすシニアが増えているそうです。
(ASIAトレンド)中国、定年後もスマホで楽しむ 微信、55~70歳の活用急増 :日本経済新聞
上の記事ではスマホを活用しているシニアの事例がいくつか紹介されています。
スマホのSNSアプリを使って病院を予約したり、ECサイトで買い物をしたり、旅行の格安プランについての最新情報を得たりなどなど。
中国のシニアが使うアプリでは「微信(ウィーチャット)」(いわゆるTwitter的なSNSアプリ)以外にも、ECサイトのタオバオなど、幅広いサービスをスマホで利用しているそうです。
中にはスマホで電子書籍を読んだり、カラオケやダンスの様子を動画で投稿するシニアもいるそうで、もはや若者の使い方となんら変わらない様子が見えます。
中国ではスマホでの決済がかなり浸透しており、それもあって日常的にスマホを使う土壌が培われているのかもしれません。
iPhoneやiPadの講習をしていて私自身よく思うのは、シニアの方や障害のある方、健常者の方、どなたに教える際にも、その機器への「練度」や「慣れ」を培うには、機器に触れる期間の長さもさることながら、講習では体験しにくい使い方を長くたくさん体験することが大切だと感じています。
例えばスマホを使った決済サービスの利用などは、講習ではなかなか実践してもらう機会を作るのが難しかったりします。
条件さえ整えばそうしたサービスの使い方や実践をサポートすることはできますし、ひいてはそうした「体験しにくいけど体験すると止められなくなる」体験をしてもらうことが、こうした機器の普及には欠かせないと思っています。
なかなかすぐには難しいかもですが、こういうことに共感してもらえそうなところと協力して実現できたらな〜とよく思ったりします。
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