視覚過敏の人が使いやすいグリーンノート。緑色の背景にできる読書・ノートアプリもあります
目の見え方は人によって様々なタイプがあります。
一般的には「見えにくい」というと、本などを例にするなら文字が小さいといった「対象物の大きさ不足」と考えるケースが多いです。
一方で「見えすぎる」という場合もあります。その一つがいわゆる視覚過敏です。
「過敏」と名のつくものは視覚だけでなく、聴覚にもあります。いわゆる聴覚過敏で「聞こえ過ぎてしまう」ことです。
こうした「過敏」性に対応するためには、対象からの影響を抑えることがポイントになります。
今日のYahoo!ニュースでは、視覚過敏の人が見やすいノートとして地が薄い緑色の「グリーンノート」が紹介されていました。
視覚過敏の高校生を助けた「一冊のノート」がTwitterで話題(BuzzFeed)
ノートの地が真っ白だと眩しくて見づらい人でも使いやすい文具として、ネットで話題になっているようです。
ちなみに聴覚過敏の場合は耳栓や、ノイズを軽減するイヤホンなどが有効な場合があります。
自分もキングジムのデジタル耳せんを持っていて、新幹線など大きな騒音の環境にいる時にはこれを付けて周囲の音を抑えることで快適に過ごせるようにしています。
上で述べたように、視覚過敏への対応方法は対象物の状態をコントロールできると効果的な場合があります。例えば「見やすい色味にする」ことです。
その点ではiPadなどのIT機器は便利です。
電子書籍アプリのKindleは、本の背景色を数パターンに変更できる機能があります(書籍によっては変更できないものもあります)。
それこそ最近になって、背景をグリーン色に変更できる機能も追加されました。
ノート系アプリも同様です。Notabilityはノートの背景をこちらも数パターン変更できます。もちろんグリーンノートのような色味もあります。
使う人によって柔軟に使いやすい環境に変更できるデジタルの良さは、いろいろな場面で活きてほしいです。
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