手話が共通言語のスターバックスカフェ「サイニングストア」
手話カフェなど、ろう者の方がスタッフとして活躍する喫茶店があったなと、今回のニュースを聞いて思い出しました。
スターバックスが、手話が共通言語となる店舗「サイニングストア」として、スターバックスコーヒーnonowa国立店を、2020年6月27日に開業するそうです。(2020年6月24日プレスリリース より)
サイニングストアでは、聴者とろう者のスタッフさんが常駐して接客するとのこと。
ろう者のスタッフさんでも注文のやりとりが行えるよう、お客さんが注文するために話した言葉は、アプリを介してタブレットに文字として表示されるそうです。もちろんメニュー表を指差して注文することもできます。
サイニングストアならではの工夫が随所にあり、商品を待つ間にデジタルサイネージ(電子看板)で手話を学べたり、ろう者のスタッフさんがタイマーを認識できるよう、振動で教えてくれるスマートウォッチなども活用されるようです。
ろう者の方は、聴者が話す言葉は音で聞き取れなくても、口の動きを読んでおおよそ理解してくれる(読唇)場合があります。
その場合に話し手側(お客さん)が気をつけたいことは、自分の口元をしっかり見せてあげることです。
マスクを付けていると口の動きを読み取ることができないため、注文の際はマスクを外して行うと店員さんにも親切だと思います。
いろいろな人が業種を問わず楽しく働ける職場が増えてくるとよいですね。
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