Facebookがレイバンとスマートグラスを共同開発・発売。

Facebookと眼鏡大手エシロール・ルクソティカが、メガネ型端末「レイバン・ストーリーズ」をアメリカで発売しました。

いわゆる「スマートグラス」と言われるこの製品は、フレームに500万画素の小型カメラを2つ組み込み、マイクやスピーカー、操作用のタッチセンサーも内蔵。音声コントロールやタッチセンサーの操作により写真や30秒までの動画の撮影が可能なほか音楽の再生、通話もできる(日経新聞より)そうです。ちなみに日本では対象外とのこと。

メガネ型端末といえばGoogleが2013年に発売した「Googleグラス」を思い出します。この時はプライバシー侵害の問題で市場に出回ることはなく、もっぱら業務用途に絞って使われているようです。

この点について「レイバン・ストーリーズ」は、カメラの稼働時にLEDが点灯するようになっており、周囲から分かりやすくなっているとのこと(点灯部分を隠せたらどうなんだろうという気はしますが)。

GoogleグラスはGoogleの知名度がある意味アダとなって日の目を見ませんでしたが、カメラが仕込まれたメガネ型端末自体はAmazonでも買えるなど比較的簡単に手に入れられるのが現状です。中にはLED発光のように周囲からわかりやすいシグナルを出すことなくカメラ機能を使えるタイプもあり、用途に懸念が示されることもあります。

メガネ型端末といえば視覚障害の方向け端末としてEnvision Glassesといったものもあります。こちらは視覚障害を補うような使い方があり、一概にメガネ端末といってもさまざまな活用が模索されているといえます。レイバン・ストーリーズもいい意味での活用例が出てくればと思います。

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