実習の様子

「障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期第10回

十和田市で開講してきた「令和4年度 障害者・シニアの方にiPadを教える人財育成講座」第1期は2022年11月1日、第10回を終えて無事に終了しました。

ラストは聴覚障害のある方をモデルにした実習。今回は第6回の講師もお願いした小沢さんに、再びモデルとしてご協力いただきました。

受講生の皆さんは2組に分かれ、1組ずつ小沢さんを相手にiPadの説明やアプリの使い方などを紹介していました。

両組とも使っていたのは筆談を快適に行えるアプリ「筆談パッド」。書いた文字がリアルタイムに対面の相手にも見やすく表示される、シンプルながら使い勝手のいいアプリを使ってコミュニケーションをしながら、動画アプリの説明をしたり。

かたや別の組は筆談パッドの機能を深堀りして、より多機能な使い方を提示したり。UDトークの説明では、講座では説明しなかった機能(手書き文字やキーボードでの入力)も試してみるなどチャレンジングな様子も見られました。

どちらの組にも共通していたのは、モデルの方への配慮だったと思います。どう説明したらわかりやすいか。そのためにどんな準備が必要か。どんな流れで説明したら伝わりやすいかなど、随所に相手へ対する寄り添いの気持ちが見られ、お世辞なくとても良い実習が行われたと思います。

予定より少ない人数での開催でしたが、実際のところ少人数の方がこちらの説明もしやすく、きめ細かい講座ができたのではと思います。皆さんお疲れさまでした。

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