青森県教育改革会議のアンケート結果が公開
青森県教育改革有識者会議が、青森県内の小中高校と特別支援学校の教員や保護者を対象に行ったアンケート結果が公開されました。
アンケート結果は上記ページの下の方に「教員・保護者向けアンケート結果」に掲載されています。
サイトには分析報告(PDF)と、自由記述回答をAIで分析し単語の出現頻度などから特徴を捉える「テキストマイニング」で図式化されたものも公開されています。図はたくさんのキーワードや文章で埋め尽くされていて、より大きく表示されたキーワードが、アンケートで多く寄せられた回答という事がわかります。
東奥日報の記事によると、「 教育活動を阻害していること」の 回答で多かった単語は以下のようなもの。
- 部活動指導
- 勤務時間
- 保護者対応
- 制度・ルール
- ICT
- 職場環境や設備
- 校務分掌
また教員向けに「改善や改革が必要なこと」については多い順に以下のようなもの。
- 教員数
- 部活
- インクルーシブ教育(特別支援教育)
- 学校設備
- ICT教育・環境
保護者に「改革や改善が必要と感じたエピソード」では多い順に以下のようなもの。
- 教員の対応
- 部活
- 学校設備
- その他
- 校則・制服等
- 教育の手法・技法
- PT・保護者
個人的に気になったのは、テキストマイニングの「保護者調査・改善や改革が必要なこと」の中で「発達障害」というキーワードが大きく表示されていたこと。数多く記載されたアンケート文の中にも、発達障害に関係した多くの声が寄せられていることがわかります。
自分もいろいろ勉強しながら障害のある方へのICT利活用に関わっているつもりですが、改めてその必要性や重要性に気付かされる気がします。
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