ライブ配信と映像収録用のカメラ

ライブ配信から配信+映像収録へ(GIGAスクールサポーター日記)

昨日に引き続いて学園祭のライブ配信を担当しました。

万全を期して1時間以上前に登校。前日の配信で三脚とかはそのままにしていたので準備は昨日より早く完了。カメラもPCもマイクもソフトの設定もすべて問題なし。少し余裕をもって配信開始。音も映像もクリア。

が、配信開始から5分後、学祭開始5分前に一年前の悪夢が再来。

それまで普通に繋がっていた学校の無線LANが突然の不通に。

教頭先生に事態を説明し立ち会ってもらいながら何度接続を試みてもアクセスできず、その間にも学祭の開始は迫り。それでも配信画面には配信中の表示が出ていたので、なんとか配信は継続中なのではという一縷の望みをもち何度も接続を試み。でもどうしても繋がらない。

何より不安だったのは回線不通が長引いた場合、ライブ配信自体が強制終了する可能性があること(今年の運動会がそうだったように)。それでもつながらない校内ネットを諦めて一か八か自分のスマホのテザリングへ接続。

接続を切り替えた時点で一度完全にネットが切れるわけで、=ライブ配信終了になる可能性があったものの、なんとかテザリングに切り替え再度ライブ配信画面を確認したところ、なんとか配信は生きてたことに一瞬の安堵。もう死ぬかと思った。

ただやはりテザリングは回線速度も安定性も微妙で、配信映像はカクついたものが表示されていて。でもどうしようもなく、テザリング回線で配信を続行。配信しながら配信チェック用iPad(こちらもテザリング回線に接続切り替え)の方で校内無線LANに接続を何度も試したけどやはりつながらず。

テザリングの回線節約のため、配信チェック用のiPadはネットを切断。これでもう配信されているかどうかも自分には把握できない状況。この頃には保護者から学校へ「ライブ配信がカクついて見えない」という問い合わせが来て自分の耳にも届いたので、事態の旨を説明。

学祭は冒頭のオープニングムービーが上映中。この辺りから「おそらくライブ配信の映像は(自分で確認はできないけど)見られるものになっていない」と判断。

その場で考えた対応策は、ライブ配信は継続しながら、配信兼撮影用に用意しておいたもう一台のカメラで動画収録を開始。ステージ発表など余さず撮影し、後日編集して視聴してもらえるように方向転換。その旨先生方にも説明し、保護者への連絡アプリでその旨一斉送信してもらい。

動画収録用のカメラは超望遠(100-400m)なので広角の映像は撮れないものの、ステージへ寄って撮ることができるのでアップの映像は大丈夫そう。休憩時間に事務室へ駆け込んで集音マイクお借りし取り付け。

ライブ配信のカメラと動画収録のカメラ2台を同時に操作しながら学祭は終盤へ。ここまで順調に動画収録はできていたものの、想定していなかった長時間の駆動に動画収録用カメラが悲鳴、熱暴走アラームが表示。

このままだと高熱でカメラが停止し、動画収録がストップする絶体絶命の危機。

ここでとった対策は、ライブ配信用カメラに取り付けておいた空冷装置(小型ファン)。これを動画収録用カメラに付け替えて回避。昨日からセロファンテープ借りていて本当に助かった。。

七転八倒ありながら学祭は終了。動画収録も完了し、オープニングとエンディングで流れていた動画データを先生からいただき、素材集めも完了。後日編集して作品展示の写真と合わせて保護者へ公開予定に。

唯一の救いというとあれですが、映像のクオリティはライブ配信のそれよりかなり良い方だと思います。ライブで見てもらえなかったのは本当に残念ですが、良い画質で視聴し楽しんでもらえたらと思っています。

校内ネットワーク起因のトラブルは本当にきつい。絶望感が半端ない。どれだけ配信側の機材やシステムの調整を万全にしても、大元のネットワークに繋がらなければどうしようもない。

今年度の大きな配信といえばあとは(もし配信するとしたら)卒業式くらいだと思いますが、それまでにはこの不安定環境なんとかなって欲しいと願うばかりです。

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