「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第12期第1回

講座の様子

「視覚・聴覚障害のある方にiPadを教える人財育成講座」第12期をつがる市で開始しました。

西北五地域での人財育成講座は、2014年の五所川原会場に続いて4年ぶり。この地域は自分にとって地元のようなものなので、久しぶりになりましたが開催できて嬉しいです。

講座の様子

当日までにお仕事の都合などでキャンセルもあったのですが、6名の方に受講していただけることになりました。ありがとうございます。

初回はiPadの基本的な知識や基本操作について行いました。

基本的な知識の説明では、iPadとiPad Proの違いを、実機を触ってもらいながら確認しました。見た目に違う部分もあるのですが、かなり目を凝らしてみないと気づかない部分もあったりして、驚かれたのではないかと思います。

驚かれたと言えば今回はいくつかの説明の場面で新鮮な驚きがたくさんあったと思います。

1つはスマートキーボードとApple Pencilの説明の時です。スマートキーボードはカバーにもなり、展開するとパソコンのようなキーボードにもなって文字入力を快適に行うことができます。

iPadの画面に表示されるスクリーンキーボードは、パソコンのキーボードと比べての打ちにくさが難点なので、こうした周辺機器を使うことで快適に文字入力をすることができます。

Apple Pencilは単にお絵かきのような使い方だけではなく、使い勝手の良いメモ帳のような使い方もあります。実際に私が使っている仕事用のメモをどんな風に使うかを見てもらったりもしました。

画面に手を置きながら普通の紙とペンのように使えるApple Pencilも初めて見る方には新鮮に写ったのではないかと思います。

終盤では少し時間があったので、iPadのカメラを通してお札を判別するアプリを試してみました。

1000円札をかざすとすぐ「1000円」と音声で読み上げ、画面にも表示される様子を見てかなり驚かれていたようでした。

しかしもっと驚いたのは、受講者さんの中に2,000円札を持っていらっしゃる方がいたことです 笑

マネーリーダーで2,000円札を読み取っている場面

なかなか2,000円札を手に入れることが最近はないので、実際にこのアプリで読み上げるかどうか確認したことがなかったのですが、試してみるとちゃんと2,000円札も認識して読み上げました(ちなみに2,000円札を複数枚用意してあったことも驚きでした)。

来週は視覚に障害のある方にiPadを教えるときのポイント等について入っていく予定です。これから2ヶ月ほどですがよろしくお願いします!

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