採用活動推進のためのインタビューとユーザビリティテストを実践
ある企業団体様から相談をいただいて、採用活動についてのお手伝いをしています。
その活動のひとつとして先日、採用したい人物像に近い方をモデルとしたインタビューとユーザビリティテストを行いました。
ターゲットとなる求職者について、ネットやSNSでどういったことをすればよいかと相談をいただいた時、ご提案したのがこの二つでした。
情報の発信者側からの想像(空想?)で闇雲にコストをかけてあれこれ手をつけるよりも、まずは求職者自身のことをよく知る必要があるし、そもそも相手側に立って考えることが大切。
そのためには直接求職者を招いて話を聞いたり、ふだんどんな風にネットやSNSを利用したり就活しているか、どんな風にネットを使ってるかを見せてもらうことが必要だという提案が通り、先日二人の学生さんをモデルにしたインタビューとユーザビリティテストが実現しました。
上の画像はユーザビリティテストを行なっている時の画面です。
画面収録機能を使うと、マウスがどのように移動しているかを映像で保存できますし、モデルさんが話している言葉も同時に録音できます。
この時はハローワークのサイトをモデルさんが操作しているところです。二人ともだいたい同じようなところで躓いていて、ユーザビリティ的に操作が難しかったり面倒だったりする箇所が多くありました。ちなみにテストはPCと、モデルさんが普段使っているスマホでも行いました。
インタビューとテストで一人2時間くらいかけて行いましたが、得るものはかなり多くお客さんも「たくさん発見があって、サイトや広報の改善に活かせそうなことがたくさん出てきた。やってよかったです」と言ってくださいました。今日は三人目のインタビューとテストを行う予定です。
今回は採用活動の改善に活かすのがメインですが、インタビューとユーザビリティテストはいろいろな目的に活かせることができると思うので、実施する幅を広げていきたいと思っています。
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