コロナ禍で意外に伸び悩む コンビニとスマホゲームの共通点

新型コロナウイルスの影響でさまざまな業種が影響を受けています。

とくに影響が大きいのは飲食店や宿泊施設と言われていて、これらの業種に対する助成金の話題が大きく取り上げられるなど、おおむねマイナスの影響が出ていることは知られています。

一方コロナ禍にあって業績を伸ばしているといえば、生鮮食品や生活必需品を扱うスーパーなど。外出自粛が増えているとはいえ、生きるために欠かせないものの需要は、自粛に伴う食費の増加などもあって業績も上向き傾向です。

そんななか、意外にも「業績が伸びてると思ってたら逆だった」というパターンもあります。個人的にはコンビニとスマホゲームです。

「スーパーが業績伸びてるならコンビニも」と考えるところですが、自粛=働く人が街中に出なくなったということで、オフィス街に出店している店舗を中心にコンビニの業績は下がっているようです。

コンビニはここのところドラッグストアなどに押される形で低迷傾向でしたが、コロナの影響でさらにひと押しされた格好です。

もうひとつ意外だったのが「スマホゲーム」。自粛=巣篭もりの影響で業績もうなぎ上りかと思いきやそうでもないそうです。

これについて日経新聞で指摘されていたのが、ゲームアプリの「利用時間の特性」。

ゲームアプリの多くは電車通勤などの「すきま時間」で遊ばれることが多いそうです。逆にいえば自粛で通勤が減り、それに伴ってプレイ時間も減ったことで、ゲームアプリの主な収入源である「課金」が減ったことが要因のようです。

同じ自粛の状況下でもそれぞれの業種やビジネスモデルの特徴によって、意外な結果が出る場合もあるんだなと目からうろこです。

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