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「太陽フレアでネットが使えなくなったら」に備えておきたい

太陽の表面の異常爆発で発生した放射線などが地球に届く現象「太陽フレア」が、以前からちょっと気になってます。

太陽フレアが起こることによる影響は大きく、

  • 航空用無線の障害
  • GPSの誤作動による自動運転車やドローンの衝突
  • 電力網の停電
  • 人工衛星の故障

などのリスクが想定されるそうです(2021年12月20日 日経新聞)。

一見すると一般人にはあまり関係ないように見えたりするものの、広域で停電が起こるということは携帯電話やインターネットも使えなくなるわけで、その影響が長期化すればさまざまな困難が発生します。

ことIT関係を生業としている者として、公私を問わずIT機器を日常的に利用している身としては、有事を想定した対策を考えておくことが必要だろうと思ったりしています。

太陽フレアはSF的荒唐無稽な話でもなく、実際に総務省の検討会が先日国内で初めて太陽フレアの被害想定をまとめるなどしており、太陽フレアを観測する「宇宙天気予報」が注目を集めてもいます。

総務省|令和2年版 情報通信白書|電磁波センシング基盤技術

逆に言うと「ITやネットを奪われてもそれなりのことができる、もしくは対策をとれている」状態にできるよう、今のうちに何ができるか考えておくべきでもあるだろうと。手帳やノートの類をほぼiPadに移行したものの、それでもペンケースと紙のノートは持ち歩いたりたまに使ったりしているのはその一環でもあったりします。

とはいえもしこの瞬間からネットやスマホが使用不可能になったとしたら、仕事を中心にかなり影響が大きいことも事実なわけで、何をどこまで対策とれるかは考えておかないとと思う次第です。

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