様々なメディアから情報を吸収している様子

仕事で学ぶ

セミナーや講演関係の仕事は、他の仕事とはいろいろ異なるところがあるというかです。

講演と聞くとなんとなく箔が付く響きのせいか「講演料とかすごく(お金を)もらってそう」と思われるかもですが、実際には講演料も幅があるし、たぶん世間様が思うような高額ではなかったりすることの方が多いんじゃないかなと思ったりします。

講演と一口で言っても、実際には準備にかける時間の方がずっと多いと思いますし、単純な時給計算だと実際はけっこう利幅が薄いという面もあるのではと。

実際自分がそうというか、個人的に講演や講座関係には相当時間をかけて準備する方なので、講演料を準備にかけた時間で割ると、実際の利益はけっこう少なかったりするんじゃないかなと思ったりします。

ただそれでも仕事のやり方というか、かける時間はあまり削ろうと思わなかったりもします。何故かというと、講演や講座の仕事は、準備を通じて学ぶことが多いから。

講演や講座で話すことの中には、すでに自分が知っていたこと以外にも、自分が知らなかった最新の情報や話題をできるだけ盛り込みたいと思っていて。すると準備の中で、相当な量の情報を吸収していくことになります。

実はこれだけだとただのインプット超過だったりして、意外と自分の身についていなかったりするんですが、講演や講座という仕事で使うインプットは、ほぼ必ずアウトプットする必要があり、それが自分にとっていい意味でのインプットにつながるということがあったりします。

講演や講座のために使うアウトプットというのは、たとえば資料やスライド作りです。これらは要約したりわかりやすい形に作る必要があるので、自分の中で消化していないといい資料やスライドは作れないわけで、ひいてはそういう出力する機会を通して自分の理解が進む=深く学ぶことにつながっているんだと思います。

「最も良い学び方は人に教えることだ」とドラッカーも仰っていたような気がしますし、実際けっこうその通りだと思っています。で、今そのインプット時期でちょっとしんどくなってるという話だったりします。

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