話題の音声SNS「Clubhouse」の特徴と問題点メモ
久しぶりに話題が盛り上がっているという感じがするSNSサービス「Clubhouse」。
Clubhouseは「音声SNS」と形容されているように、テキストや写真、動画などはなくユーザーの声でやり取りするSNSだそうです。
だそうですというのも、Clubhouseは招待制(2021年2月1日現在)で、知人などユーザーから招待してもらうことで初めて利用することができるようです。
Facebookではここ最近「Clubhouse招待して」「Clubhouse招待してほしい人いますか?」という投稿が流れてくるようになりました。
Clubhouseの面白いところや問題と思われるところは色々あるようですが、ブロガーの徳力基彦さんによるとClubhouseが革新的なポイントは以下の3つだそうです。
- 自分がフォローしている人の音声チャットを気軽に聞くことができる
- スピーカーと聴衆が自由自在に入れ替わることができる
- 基本的には顔出し実名制を前提としている
顔出し実名制はFacebookと同じで、Twitterのように見知らぬ人とつながるというよりはFacebookのように親しい人や、実名でのやり取りに問題がないような使われ方をするようです。
一方で問題点。考えられる可能性として塚越健司さん)学習院大学、拓殖大学非常勤講師)は以下の3点を挙げています。
- FOMO(取り残されることへの恐れ)、いじめの助長
(FOMO:Fear Of Missing Out) - 詐欺や差別
- 電話番号の取り扱いに注意
Clubhouseは今のところコミュニティ内でかわされた音声データの保存や共有には対応していないとのこと。裏を返せば会話のログが残らないので、会話に入れなかったユーザーの陰口などが言いやすいという可能性があります。
また今のところユーザー登録には電話番号が必要。見知らぬ人から「Clubhouseに招待するので電話番号を教えて」と言われ、それがきっかけで電話番号を良からぬ目的に使われる可能性も出てきます。
個人的には今のところClubhouseにはあまりやってみたいとは思わない派。流行りものは仕事柄触ってみたいとも思いますが、個人的にはあまり時間を食うコンテンツを増やしたくないというところでもあります。
一方で音声系サービスの台頭はコロナ禍をきっかけに大きくなっているので、そういう意味ではClubhouseの今後に注目してもいます。
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