Seeing AIで画像を説明させた画面

令和6年度「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」第1期(十和田市)第4回

十和田市で開講中の「障がい者支援のためのICTサポーター育成講座」第1期は2024年9月17日、第4回を行いました。

第4回は視覚障害について。視覚に障害のある方へスマートフォンなどの講習をする際のポイントや、スマホで活用できる視覚障害のある方向けの機能やアプリを取り上げました。

スマホ自体に搭載されているアクセシビリティ機能は、iPhoneとAndroidでは同じようなものもあれば違うものもあったりします。またアクセシビリティ機能を有効にするための場所も、Androidの場合は端末によって微妙に異なる場合があるので、受講者さんのアンドロイドスマホを確認しながらそれぞれに説明していきました。

操作方法もケースバイケースで、たとえば画面内を拡大表示できる機能はiPhoneだと「ズーム」、Androidだと「拡大」などの名称だったりします。その操作方法も、iPhoneのズームは3本指を使いますがAndroidの拡大だと2本指だったりといった違いもあります。

音声読み上げ機能はiPhoneだと「VoiceOver(ボイスオーバー)」、Androidだと「TalkBack(トークバック)」です。基本的な使い方は同じものも多いですが、ホーム画面へ戻る操作方法など一部異なるものもあったりします。

視覚障害に関する機能やアプリは奥が深いので、なかなか2時間では説明しきれなかったのですが、自身の目の代わりに眼の前の情報や紙に書いてあるものを読み上げるアプリのデモンストレーションには、受講者の皆さんから驚きの声が上がっていました。

来週は聴覚障害について取り上げます。

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